1979-05-24 第87回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
これは五十二年三月三十日に長野判決が出た。その長野判決で、公序良俗に反するという判決が出たその直後に彼らは臨時総会を開いて、ネズミが臨時総会を開いて、第一相研から大観宮へ本部の建物と保養所を移すことを決議しておるのですよ。これは必ず手入れがある、そういうふうに見たから今度は財産を全部大観宮に移動しておるのですよ。ですから全くネズミ講と三位一体というのはこのことなんですよ。
これは五十二年三月三十日に長野判決が出た。その長野判決で、公序良俗に反するという判決が出たその直後に彼らは臨時総会を開いて、ネズミが臨時総会を開いて、第一相研から大観宮へ本部の建物と保養所を移すことを決議しておるのですよ。これは必ず手入れがある、そういうふうに見たから今度は財産を全部大観宮に移動しておるのですよ。ですから全くネズミ講と三位一体というのはこのことなんですよ。
○武部委員 余り長いやりとりは時間をとっていけませんから、私が端的に聞きたいのは、ネズミ講というものは、後で申し上げますが、長野判決が出たり、静岡判決が出たりして、まさにこれは公共の秩序に反するとか不当だとかいろいろなことが出たわけですね。こういう宗教法人が、そういう大師講だとか太子講というネズミ講をやっておる、それ自体が間違いじゃないか、そういうことは宗教法人としてはやるべきことじゃない。
○対馬孝且君 これね、法務大臣、長野判決が明確になったわけでしょう。公序良俗に反するということははっきりして、しかも出資金まで返せと、戻しなさいというのが判決の趣旨だから、そうだとすれば、だまかされた方が悪いなんて、そんなの答弁になるかい、あなた、法務大臣。
○対馬孝且君 私が言いたいのは、先ほど来、この長野判決、いま法務大臣もお認めになりました、あなたもお認めになりました、法に欠陥がある。しかもこれだけ社会的な問題になり、しかも多くの犠牲者を出している。しかも詐欺的行動的なやり口である。社会的な罪悪ですよ、はっきりさっきお認めになったように。
それから長野判決後ですよ、ここが大事なところなんです、長野判決が下った後に、五十二年四月十五日に東京大会が行われているんです。これは祝賀式をやっています。ここに岩動参議院議員、林道参議院議員が同席をして、これまた一応ここにインタビューが載っております。ちゃんと掲載をしております。
○倉成国務大臣 今度の国会の会期も非常に限られておりまして、その間にこの立法の問題を詰めることができるかどうかということは、私もちょっと自信がないわけでありますけれども、問題は、長野判決も出ておる、また、いろいろな意味で啓蒙宣伝を徹底的にやってこういう被害にかからないようにするということが一番大事なことであると思います。
一番最初に申しましたように、十二、三のネズミ講の実態が大体どういうものであるか、実態の分類がどういうものであるか、さらにまたこの間の長野判決についてどういうふうに考えるか、さらにまたその対策についてどういうふうにするか等々について検討をいたしてまいっております。
○井川政府委員 長野判決につきましては、東京高裁に控訴をしていると聞いておりますので、詳しい論評は差し控えたいと思いますけれども、いま先生のおっしゃいましたように、判決の内容といたしましては、一つ、二つわれわれとして非常に参考になる点を含んでいる、こういうふうに考えている次第でございます。